暴れた数だけ優しさを知る

アバレすぎたら規制されるけどね。

 

ということでどうもれいろです。

2017年10月施行のリミットレギュレーションが公開されました。
今回も雑誌発売前に公式が最速でネットに公式発表ということで、公平性の観点から言えばかなり良い体制で安定してきましたね。
 
そんなわけで今回も新リミットレギュレーションについて見ていきましょう。

最初に言っておきますが今回は超波乱の展開ですよ。
 
目次

 

 

新禁止カード

『真竜剣士マスターP』

順当すぎて特に言うことないです。

前回ちらっと触れましたが一枚出るだけで場合によってはゲームエンドをもたらすパワーカードでして、制限じゃ意味なかったなと…。

制限カードのダムドと比較して①サーチしやすく②耐性があり③打点もあり④相手ターンでも効果を使えて⑤専用フィールドで戦闘にも強い化け物です。劣ってるのは発動回数に制限がある事だけどフリチェで効果打てる方が便利に決まってるしね……。

 

『ドラゴニックD』

汎用性が広すぎたから仕方ないかなぁ……制限でもよかった気はしますが真竜皇と組んでマスター使わないデッキ(恐竜とか)でも暴れまわってたからストップがかかったんでしょうね。

今回は全体的に真竜への規制がめちゃくちゃ重くて混ぜ物以外のアドバンス真竜はコンセプト規模でかなり厳しくなってます。

 

制限カード

『同族感染ウイルス』

ずっと戻ってくる噂あったけどやっとですね。全体除去が増えまくってる今あえて採用する理由はあんまりないですが、エラッタ無しでの復帰なので対種族デッキ性能は変わっておらず、環境やデッキ次第では目にすることがあるかも。

 

『召喚師アレイスター』

召喚〇〇といえば汎用性の高い混ぜ物として登場以来環境次点とかそこそこいい位置に居続けたイメージですが世界大会で活躍したためか規制。

……確かに強いカードなんですが環境のインフレの中ではそこそこ健全なパワーだった気がするのでちょっと規制は意外でした。

 

『真竜拳士ダイナマイトK』

『真竜の継承』

『真竜皇の復活』

どれもパワカだったけどここまでがっつりかけられるとは意外や意外。フィニッシャーを欠いているためデッキとしてはこれが規制されなかったとしても厳しそうだったのですが……。

 

『テラ・フォーミング』

そ ら そ う よ 。

強いフィールド魔法刷りすぎた上に今後も増えていくだろうからまぁ仕方ないですね。

盆回し?知らない子ですね……。

 

『ABC-ドラゴンバスター

三枚積んで完成されたシステムモンスターで、複数積みを前提とした強烈な動きを持っていたカードなので制限になると動きの制約上かなり悩みが発生してきそうですね。

ただまぁ三枚耐性のABCは強すぎたので順当かなと思います。世界でも暴れたしね。

 

『魂喰いオヴィラプター

めっちゃつよいエアーマンだから仕方ない。

『ベビケラサウルス』

まさかこのカードが規制される日が来るとは数年前は想像もしませんでした。書いてある事めっちゃ強いけどね。

確かに恐竜という種族が強化される度に暴れる可能性があるカードなので仕方ないと言えば仕方ないのですが、どちらかと言えば化石調査が制限枠かなと思っていたのでそこはちょっと意外でした。増援だぞ増援。

 

『グリモの魔導書』

召喚系のデッキをこう規制していくのかー……と。

魔導は暴れてなかったのに大打撃ですがルドラが強かったからねー。

 

トリックスター・リンカーネイション』

なんでや。

国内環境でそこそこ活躍していたのとドロールコンボを危険視しての規制だと思われますが、この一枚に展開・防御・攻撃とさまざまな面で頼り切っていたトリックスターとしてはめちゃくちゃな痛手で、しかももともとのデッキパワーも環境中位以上と比較するとなかなか厳しかったテーマなのでよほど有力なサポートが来ないとつらいでしょう。

実際ドロバコンボなんてめったにやらないし規制する必要あったのかなぁ……。

 

『源竜星ーボウテンコウ』

コイツは禁止にならないと意味ないです。

 

準制限カード

『召喚僧サモンプリースト』

HEROとかで活躍できるかな?

サモサモの動きが戻ってきたのはちょっと感動しますし特定のデッキで強いカードなの相変わらずですので活躍してほしいところ。

 

『WW-アイス・ベル』

一枚で耐性持ちクリスタルウイングは確かにヤバイので仕方ないといえば仕方ないですが後述の経緯もありまだ時期尚早だったのではと思わなくはないです。

出張セットとしては2枚では安定性を欠くので採用はかなり減るでしょうが例えばWWデッキなら痛手は痛手だけどサーチできるし2枚でも十分やれるラインだとは思います。

 

『増殖するG』

なんでやパート2

先行ゲーを防ぐ手札誘発を規制すると先行ゲーが加速するのですが…。

確かに展開終わった側が返しにGでマウントを取る場面もありましたが後手からはツッパワンキルの選択肢もあるし、うららで止められてしまう裏目もありました。

なんで規制されたのかちょっとわからない枠ですね…。

 

『未来融合フューチャーフュージョン

エラッタ内容が厳しかったから結局期待されていたノイド含めほとんど使用伸びませんでしたね。

通れば強いですがそのうち解除されそうな流れに入ってきています。

 

『化石調査』

制限かと思ってましたがオヴィベビ規制してるからとりあえずは十分かなぁ。

 

制限解除

『EMペンデュラム・マジシャン』

とうとうここまできたかと。

まぁ9期後半は破壊とシナジーするカードが大量に増えましたので、相性の良いカードは当時以上に増えていると思います。

Pテーマ自体は弱体化してもスペックは十分高いカードですし魔術師EMなど相変わらず地味に成果を上げ続けているテーマですからそのうちまた見かける事も増えそうです。

 

『黒き森のウィッチ』

『レスキューキャット』

エラッタ釈放組。

 

『彼岸の悪鬼スカラマリオン』

嬉しいけどダンテ返して!!!!!!

ガトル無駄遣いせずに効果使えるようになったのとダンテなんとなく落としでスカラ踏んでくれる確率が増したのは嬉しいポイントですが一枚で回すのに慣れてたので二枚に増えている間はあんまりありがたみを感じませんでした。三枚だとどうなるかな。

でもダンテやっぱ返して。

 

『異次元からの埋葬』

前回述べた通りいつか暴れそうで怖い。

 

『炎舞-天キ』

十二獣のとばっちりとも言われていましたがこれ自体十分スペック高いカードなので解除してもいいのかー的な気持ちです。

 

『儀式の準備』

ちゃくちゃくと儀式が力を取り戻していますがネクロスとか相変わらずめっちゃ強いし何なら来期がんばってくれそう。

 

『機殻の生贄』

クリフォート復活。

永続罠はそこそこ来期も強そうではありますが…。

 

『真帝王領域』

帝にも少しチャンスが巡ってきたかなぁ思いますが、専門外なのでコメントは控えます。

 

『揺れる眼差し』

Pテーマが環境から姿を消したとはいえ解除して本当に良かったのかはちょっと自信ないです…。Pを上手く使えるデッキなら強いと思います。

 

『竜の渓谷』

よかったね……ついに……よかったね……………。

 

 

総括

以上となりますが総括に入ります

 

真竜には非常に厳しめの規制、召喚系まぜもの(WW魔導召喚獣とか)にはゆるやかに規制、恐竜にもがっつり規制みたいな感じですがアルコンビートとかは健在なのでまぁぼちぼちといったところ。

 

環境に対する規制としてはしっかりやってくれたイメージですが、ちょっと上位層に重く掛け過ぎて上の方のデッキが一気に消えてしまったような印象を受けます。

もちろんそれで低速化するなら無問題なのですが改定に前後して海外発国内で魔改造された大暴れテーマSPYRALが登場しているので、逆にこれに太刀打ちできるパワーを持つデッキがいなくなってしまったような。

影霊衣とかHEROとかメタ要素を含む地力の高いデッキはそこそこ出てくるでしょうが、来期環境は基本的にSPYRALの一強を中心とした感じになっていきそうですね。

 

お祈りのコーナー。

トリックスター新規サポート切実に募集&彼岸のリンクが強いカードでありますように。

剣闘獣のリンクは初動になれますように。